
好きな植物を紹介。今回はゲットウ。
月桃は白いつぼみが気に入っていて、開花の時期(4~7月頃)に月桃を見ると、白いつぼみが鈴なりに下がっている。
つぼみは卵型に近くて愛らしく、先のほうはピンク色をしていて全体的に優しい色合いだ。
このつぼみの白色と、葉っぱの濃い緑色のコントラストがよく、沖縄の景色にマッチしていて絵になる。
月桃は葉っぱから良い香りがしていて、近づくと匂いが漂ってくるから判別しやすい。
香りが良いだけでなく防虫などの効果もあるため、むかしから家庭内で利用されてきた植物だ。
ゲットウ(ショウガ科ハナミョウガ属)

月桃は、沖縄の植物という勝手なイメージをもっていたが、沖縄以外の地域にも分布している多年草植物で独特の匂いがする。
葉っぱが大きく、長さは40cm~60cm、幅は15cm、濃い緑色をしていて、夏になると長さ4cmくらいの総状花序をつける。
沖縄の庭先などで見かける手入れされた月桃は1m以下のものが多いが、成長すると3mくらいになるらしい。
月桃はむかしからいろんな形で活用されている植物だが、最近は商品化されて店頭で販売しているので知名度が上がっている。
月桃の効用
月桃の葉には次のような効用がある。
- 防虫
- 防カビ
- 抗菌
沖縄の家庭での月桃活用の代表例は「ムーチー」で、月桃が持つ防虫・防カビ・抗菌作用をフルに使っている。
商品化された月桃には、繊維を活用した名刺や葉書、レターセットがあり、エッセンスオイルを利用した化粧水やアロマオイル、石けんなどがある。
月桃の芳香
月桃は独特の匂いがあり、消臭効果があることで知られている。
月桃の匂いはすっきりとしていて気分をリラックスさせる。このため、お香やマッサージ用のオイルとして加工されている。
沖縄では、むかしはタンスに月桃を入れておくことで、衣類の防虫・防カビ・芳香としてフル活用していたという。
月桃の雑学
葉
- 良い香りの油が含まれている
- 虫除けやカビ除けなどの効用がある
種子
- 漢方薬…咳止めや整腸剤の効果がある
- お茶として飲まれている
沖縄編 サンニンの雑学
- 葉は甘い香りがするので芳香剤として使われる
- お茶などにも利用されている
- 沖縄では邪気払いの効果があるといわれている
- 旧暦の12月8日、サンニンの葉でムーチーを包んで蒸す
- 仏壇や火の神にお供えをすることもある